韓国の旅 2  忠清道と近郊

2003年8月23日(土) 
 ソウル江南バスターミナルから9:30発の全北・郡山行き優等高速バスに乗る。ここ数年でずいぶん値上がりをしたのには驚く。
 途中、大川サービスエリアで休憩したのでホットクを食べる。
 12:40に郡山ターミナルに到着。駅前の食堂でテンジャンチゲを食べる。食後タクシーに乗り戦前の日本家屋を見に来た事を運転手に告げそこまで行ってもらう。どこに行ったらいいかわからなかったが運転手に聞いたら、ウォルミョン洞だという。
 話しに聞いていたとおりこの近くに今でも5軒はある。屋根から下は韓国風に変えてあるが良く見ると瓦の載せ方が日本建築だ。近くを歩いていたおばちゃんに聞くと中はオンドルに改造してあるのだそうで、残念ながら中は見せて貰えなかった。
 タクシーでまた郡山ターミナルまで戻る。そんなに大きなターミナルではないのに珍しい事にチケットの自動販売機があるので記念に写真を撮ったらおじさんが出てきて何を撮ったのか?なぜ撮ったのか?と聞かれた。80年代ならいざ知らずそんな事を聞かれるとは思っていなかったので少し慌てたが観光で日本から来ていて珍しいから撮ったのだと説明すると納得して笑った。
 次は韓山モシ館が近くにあるのでそこに行こうかと思ったが時間のつごうで扶余へ行く事にし、14:35発の扶余行きのバスに乗る。長項を経由して国道4号線を北上。
 16:24扶余ターミナルに到着、当然のことながら17年前の扶余とは思えない程、様がわりしている。発展したと喜ぶべきか・・・。
 すぐに観光案内所へ行き近くの旅館を紹介してもらう。きれいな所をと言ったら「ミョンジン・サウナモーテル」というところだった。いままでに随分旅館やジャンに泊ったけどホテルと変わらないくらいきれいで広い所は始めてだ。
 チェックインのあと新しくなった国立博物館、扶蘇山の観光、白馬江の川くだりをし終わるとすでに暗くなった。夕食を「ナルト食堂」で名物のうなぎの唐辛子焼を食べる、さすがに川の町、江華島で食べたうなぎの唐辛子焼も旨かったがここのも旨い。ところでこのナルトというのは韓国語で渡し場という意味なのだが、もしかして四国の鳴門は韓国語から来ているのかもしれない。ところで最近読んだ本で「縄文語の発見」著者、小泉保があるがこれは面白いので日本語の成立に興味のある人にはお勧めだ。
8月24日(日)
 8:20発の天安行きのバスに乗る。今日は礼山の秋史・金正喜の古宅へ行く予定。直接礼山へ行くバスは2時間後の出発で時間がもったいないので、天安経由で行くことにする。
 10:00天安ターミナル着、すぐに温陽行きのバスに乗る。秋史古宅まで市内バスで行こうかとも考えたが温陽の町の東へ約18キロ、そのあと行きたい孟思誠の古宅は温陽から南東に約6キロと正反対に動かなくてはならず、バスの便が少ししかなくもったいないけれどタクシーを使って時間を有効に使った。そのおかげで2ヶ所を見学して温陽ターミナルへ戻ったのが13:00。ターミナルでチャジャンミョンを食べる。
 食後、天安ターミナルへ戻り京畿道の利川行きのバスに乗り利川へ。
 16:25利川へ到着、タクシーで青坡陶芸研究所へ行き見学、買いたい物がたくさんあったけど予算が無い。このタクシーの運転手こちらが日本人とわかると教科書問題はどう思うか?とか最近自分の子供が朝鮮併合は朝鮮に力が無かったから起こったことで日本は悪くないと考えていることを嘆いて、その点についてもどう思うかと聞いてきたので冷静を保ちながら、韓国の高校の教科書を読んだことがあるのだが、あなたは日本の教科書を読んだ事があるのか?それでは韓国の歴史教科書は正しく書かれているのか?とかいろいろと話しをしているうちに陶芸村に着いてしまった。
普段考えていることを韓国語で話す機会が出来たし面白かった。
 利川に戻って今日の宿さがし、ターミナルの近くの旅館に決める。少し古いけど3万ウォンだし雨も落ちて来たので決定。チェックインのあと有名なミランダホテル付属の温泉「スパプラス」ヘ、この辺でいうと「百笑いの湯」という感じ。やはり大きな湯船に体をのばすと極楽極楽、疲れもどこかへ飛んでいく。そのあとは宿の近くに食べ放題の焼き肉屋を発見8000ウォンで大満足。
8月25日(月)
 朝食にコムタンを宿の近くの店で食べる。
 バスで東ソウルターミナルへ。地下鉄で鐘閣まで行き、教保文庫で韓国人名辞典を買い三清閣へ始めて行ってみる。空気が澄んで気持ちが良い。ジュースを飲んで休憩してから今日の宿、フレンズハウスへ戻る。
 今回の旅では始めてこのフレンズハウスに泊ってみた。いわゆるゲストハウスと呼ばれるところだが、韓式の建物でオンドル部屋が6室ありその時はアメリカから来た親子とドイツ人、日本人が4組で満室だった。バス、トイレは共同だが清潔だしこんなに快適なところは始めてだ。李貞姫オーナーと管理のおばちゃんの人柄によるところが大きい。
ソウルで朝食付きのB&Bで30000ウォンは安い。場所も明倫洞で大学路から歩いて5分と近いし住宅街の中だから静かで安全だ。当分のあいだはソウルでの定宿になりそうだ。
 興味のある方は、ホームページ(日本語可)があるのでアクセスしてみると良い。
フレンズハウス URL www.friennds-house.com

2003.10.2    原    仁